診断の優先度

2023/01/16

運送屋さんの日常日記

みなさま、おはようございます

『平ボディーのエキスパート 中央ロジテック』相馬のドーニシです

2023年も宜しくお願いします!

 

 

本日は、運送屋さんには受けないといけない診断・講習についてです(・▽・)ノ★

 

例えば整備管理者

選任前の講習を受講し、選任後も2年に1度、今度は選任後講習を受けないといけません。

 

 

 

運行管理者

選任年に講習を受けます。その後は整備管理者と同じく2年に1度講習を受講することになっています(・▽・)ノ

 

※事故等やっちゃうと特別な講習もあるんですが、それはひとまず置いておきます

 

 

 

運転手さんだと

初任診断・適齢診断・特別診断Ⅰ・Ⅱ・一般診断(・▽・)ノ

 

①初任診断

雇い入れ後、トラックに乗務する前に受けないといけません。

※必ず受診

 

②適齢診断

65歳以上の運転手さんに3年ごとに受診してもらう診断です。

65歳に達した日以後1年以内に受診。その後は3年ごとに受診しないといけません。

※必ず受診

 

③特別診断はⅠとⅡがあります。

Ⅰは

・死亡、重傷事故を起こし、かつ当該事故前の1年間に事故を起こしたことがないもの

・軽傷事故を起こし、かつ当該事故前の3年間に事故を引き起こしたことがあるもの

※対象者は必ず受診

 

Ⅱは

・死亡事故または重傷事故を起こし、かつ当該事故前の1年間に事故を起こしたもの

※対象者は必ず受診

 

 

 

 

この①②③は必ず受診しないといけないんですが、受けさせないといけない診断が被った場合は、その中の一番重要度の高いものを受診させることで省略することが出来ます!!!(*´▽*)

 

優先順位は

特定診断>適齢診断>初任診断  です

 

例えば、

雇い入れした運転手さんが特定診断項目に該当していて、かつ65歳以上の場合

初任診断・適齢診断・特定診断に該当しますが、この場合は3つの診断の中で一番重要度の高い「特定診断」を受診させることで残りの診断は受診しなくても大丈夫となる訳です()

 

 

では、勤続数年の運転手さんが特定診断に該当する事故を起こしてしまい、かつ65歳の誕生日を迎えた場合

適齢診断と特定診断に該当しますが、この場合は「特定診断」を受ければOK

 

最後に、66歳の運転手さんを新たに雇い入れした場合

初任診断と適齢診断に該当しますが、この場合 優先度の高い「適齢診断」を受ければOKです

 

受診しないといけない診断が重なった場合は優先度の高いものを受診と覚えましょう

※事故対策機構(ナスバ)にも、適正診断でどれを受けさせたらいいのかという相談が多いと以前受けた講習の時に聞きました。

心配な時はナスバに電話すると教えてくれますよ~()

 

ちなみに

一般診断は任意受診です(・▽・)ノ

※3年に1度の受診が推奨されています。

 

 

特別診断に関しては、ヒヤリハット事案や小さな事故が多い運転手さんでも受けに来る人も多いのだとか・・・(・・)

 

色んな診断や講習がありますが、上手く受診・受講をして事故対策につなげていけるといいですね(・▽・)

 

ただ、必ず受けないといけないものは、忘れないようにしましょう(*´*)

東北運輸局からの通達によると、適正診断の未受診による行政処分が、全行政処分件数の2割を超えるそうですΣ(。ロ。lll)!!

 

運送屋さんの皆様、気を付けましょう~!!

 

では、本日も1日ご安全に!

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