「生きる」さすがに黒沢映画は一味違う!

2023/03/29

社長の夢をかなえる運送業

毎週水曜日投稿『社長の夢をかなえる運送業』

 

皆さんこんにちは!

『鋼材・鉄骨輸送のエキスパート中央ロジテック』社長の濱崎です。

 

最近観た映画で印象に残ったのは黒澤明監督の「生きる」という映画。

私の生まれる前1952年ということだから、

今からなんと70年も前に作られたものです😱

 

あらすじは、志村喬(しむら・たかし)演ずる

市役所の市民課に30年間勤める模範的な課長さん。

ある日、自分がガンに侵されていて余命いくばくもないと知る。

自分の人生を振り返り、人生の最後に本当に市民のために役に立とうと

小さな公園建設に情熱を燃やし達成しました。


彼が亡くなった時、市役所の人たちは彼の葬儀で彼をたたえ、

明日からは自分たちも市民のために頑張ろうと誓い合いました。

しかし、職場に出ると毎日の仕事を事務的にこなすお役所仕事にまた戻ってしまう。

最後に雪の降る夜に彼が建設にたずさわった公園で

一人ブランコに乗りながら亡くなっていくシーンがとても印象的です。

 

日本の官僚主義を痛烈に批判し生きる意味を考えさせる世界的な名作です

 

私に振り返ってみるとグループ内の天下りみたいな形で

定年後に自分が子会社に赴任しました。

数年の間、可もなく不可もなくやっていればそれで済むことかもしれません。

でも、自分に与えられた自分にしかできない道だと信じ

社員のために会社とともに自分も成長できるよう強い信念を持ち続ければ

満足のいく結果になるのではと思っています。

 

ちなみイギリス映画でこの「生きる」のリメイク版が

ノーベル賞作家のカズオ・イシグロの脚色で3/31から封切られるとのことです。

時間があるようでしたら皆さんも映画館に足を運んでみたらいかがでしょうか。

 

では皆さん今日も一日ご安全に!

 

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