2022/02/14
運送屋さんの日常日記
みなさま、おはようございます(・▽・)ノ
「平ボディのエキスパート 中央ロジテック」のドーニシです。
昨年ちょこっと触れた、タイヤの脱輪事故のことについてまたまた書いてみようと思います。
少し内容がかぶるかとも思いますが、よろしければお付き合い下さい( ..)φ
((昨年の記事はコチラ⇒雪シーズン!タイヤの脱落事故にも注意! | 中央ロジテック株式会社 (chuo-logitech.co.jp)))
大型車に多い脱輪事故、外れるタイヤの90%以上は左後輪のタイヤです!!
なんで左後輪だけそんなに外れるのか、確かな原因は分かりませんが、
①右折時は比較的速い速度で曲がる為、遠心力で積荷の重さが左の後輪にかかる可能性
②左折時は、低い速度で左の後輪がほとんど回転しない状態で曲がるため、タイヤがよじれて負荷がかかる可能性
この2点が考えられるそうです(※①②とも国交省より引用)
ちなみに・・・大型車のタイヤは重さが約100㌔くらいあります。(直径は大体1㍍くらい)
走行中のタイヤが外れるわけなので、それが吹っ飛んでくるわけです・・・
歩行者はもちろん、走行中の車にぶつかれば怪我や、命に関わります(>_<)
※過去には部品の欠陥による脱輪事故で母子3人が死傷する事故も実際におきています
また、発生時期については冬に集中!
国交省は冬用のタイヤ交換作業に原因があるとみて、交換時、ナットの締め付けが足りなかったり、100㌔走行後に増し締め作業を怠ることが脱輪に繋がっている恐れがあるといいます!
※ただ、冬タイヤの交換は前々から行われているので、近年の脱輪事故急増の理由として、これだけでは説明がつきづらいようです。
ただ、データとして90%以上が「左後輪タイヤ」が脱輪していると分かっていますので、左後輪タイヤはもちろん、それ以外のタイヤも日常点検や、こまめな増し締め等で脱輪防止に努めたいですね(・▽・)ノ!!
ではでは、本日も1日ご安全に~!!