事故と病気と秋の交通安全運動

2021/09/17

運送屋さんの日常日記

みなさま、おはようございます

『平ボディーのエキスパート 中央ロジテック』相馬のドーニシです

 

9/11に東京都で6人死傷のタクシーの追突事故がありました。

どんなニュースか知らない方もいるかもしれないのでざっくりと事故報道をまとめると

 

タクシーは信号待ちで停車していたそうですが、青信号になっても発進せず、後方車がクラクションを鳴らしたところ急発進。一度追い越し車線にはみ出し、その後歩道に突っ込んだ。その際、ブレーキ痕はなく、タクシー運転手の死因はくも膜下出血だったとの報道です。

信号待ちの際にタクシーを見た人の証言で「運転手さんは俯いていて具合が悪そうにもみえた」との内容も出ていました。

※運転手さんは健康診断での異常はなかったとのこと(最後の受診2021年7月

 

 

病気の事故は急に起こる可能性が多いです。

中でも運転中の事故で多いのは、今回のタクシー運転手さんのように、くも膜下出血等の「脳神経系」。そして、心筋梗塞等の 「心臓血管系」の病気です。

 

特に健康診断で高血圧と診断された場合、このリスクが高くなりますので、お医者様と相談して食事改善や運動、お薬の処方等で少しでもリスクを下げられるようにしましょう!

 

 

 

 

また、家族でくも膜下出血や脳出血系で倒れた人がいる場合で、健康診断で高血圧、さらには喫煙者の方で「心配だなー」という際は、一度「脳ドック」を検討した方がいいかもしれません(・▽・)ノ

((恐らく、高血圧で健診ひっかかって、同じ血圧の再検査しても数字はあまり変わらないか血圧下げる指導をされることが多いようなので))

 

高血圧じゃなくても、頭の血管にコブが出来ている場合、コブの場所や形にもよりますが、それが破裂して出血を起こすことがあります。これを脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)といいます。

 

脳ドックでは何個かの検査をセットにして行う場合が多いですが、脳のMRI撮影で、症状がない段階で脳動脈瘤を見つける事が出来ます。

毎回血圧でひっかかるなーとか、家族に脳出血系の病気が多いなーなんて方は受けてみるのもいいかもしれませんね。

脳神経外科がある病院。または、脳神経外科の個人病院なんかでも受けられるところもあるので、心配な方はお近くの病院へ問い合わせてみましょう!

 

 

 

 

ちなみにくも膜下出血は前兆症状として

視力低下、めまい、吐き気と嘔吐、意識低下。激しい血圧の上下。呂律がまわらなくなる等。

※前兆症状では、頭痛はそれほど強くない場合もあるそうです。

 

注意したいのは、前兆症状はしばらくすると治まったように感じることがあるそうですが、その後 くも膜下出血を起こすことが多いそう。

そのため、前兆症状があったら、すぐに収まったとしても早めに受診した方が良いようです

 

 

 

 

お亡くなりになった運転手さんは年2回の健康診断で異常はなかったとのことですが、体調は日によって違いは出るものです。何かおかしいなと思ったら、自分のためにも周りのためにも無理はせず、安全なところに停車して会社や配車係へ相談しましょうね。

 

 

今回の事故でお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈りします。

 

それと9/21から秋の交通安全運動が全国的に実施されます!

(※9/30は死亡者ゼロを目指す日です)

9/11のタクシー事故に続き、13日は北海道でトラックと白バイの衝突死亡事故、

16日には和歌山でトラックと自転車の衝突事故もありました。

 

最近暗くなるのが早くなってもきていますし、車は早めのライト点灯やスピードを出しすぎない

自転車や歩行者の皆様も、歩きスマホやイヤホンつけたまま交通量の多い所を歩くなどはしない等

自分に出来る範囲で交通安全に努めましょう(*´`*)

 

では、本日も1日ご安全に!

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