2025/02/03
運送屋さんの日常日記
みなさま、おはようございます
『平ボディーのエキスパート 中央ロジテック』相馬のドーニシです
お正月明けから大流行して、一時は薬の製造が追いつかないとまでニュースになったインフルエンザ。
2月に入り、正月明けに比べたら少しは落ち着いてきたのかなとも思いますが
時期的にはまだまだ気を付けなければなりません。
今日は
インフルエンザかと思ったら飲んではいけない市販薬
を、ご紹介したいと思います。
皆さんはインフルエンザにかかったことはありますか?
人によっては、人生で一度もかかったことがないという人もいるインフルエンザ。
何回もかかかったことがある場合「これは風邪じゃない!!」となんとなく分かるものですが、風邪かインフルエンザか分からないまま服用すると危ない市販薬があるのはご存知でしょうか?
成分で言うと3種類。
非ステロイド性消炎鎮痛薬というもので
サリチル酸系薬剤(アスピリン等)
ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン等)
メフェナム酸(ポンタール等)
・・・・といってもピンとこないと思うので、具体的に薬局で買えるお薬名でご紹介しますね
バファリンA・バファリンルナi・バファリンプレミアム・イブ(全シリーズ)・ナロンエースプレミアム・ノーシンピュア・ロキソニン・新セデス・ルル・パブロン等々です
※一例のため、他にも絶対あります。心配な時は、購入する際にドラックストア常駐の薬剤師さんに相談しましょう。
大体が頭痛・解熱鎮痛剤・総合感冒薬なのですが
なんでこれらを飲んではダメなのー?といいますと
意識障害やけいれんを引き起こすインフルエンザ脳症を引き起こすリスクが大きいからです!!
特に子供に飲ませる場合は、大人以上に高リスクになるため要注意です!!
インフルエンザ脳症以外にも、脳や肝機能に障害をひきおこすライ症候群のリスクも高めます。
※インフルエンザ脳症・ライ症候群の詳細は検索してみて下さいね😊
じゃあインフルか風邪か怪しい時に飲んでもいい解熱剤はないのかというと・・・
あります!それはアセトアミノフェンです。
処方薬での有名ドコロはカロナールやアルピニー坐剤。
カロナールは市販薬としても販売していますが、他にタイレノールA・ラックル等がありますよ。
※この辺も、他に対象の市販薬があるかと思われるので、薬剤師さんに聞いてみましょう
ここまでお薬のお話でしたが
そもそもインフルエンザはウイルスが原因の感染症のため、薬は対処療法で根本治療にはなりません。
病院で処方される抗インフルエンザ薬が、発症から48時間以内に使用しなければ効果が得づらくなるのは
何もしなければインフルエンザの菌がMAX100まであがるところを、抗インフル薬を服用することでMAX80や70に抑えるから、結果症状が短くなったり、軽く済むというもの。
なので、100まで上がりきった後では薬を飲んでも効果が薄くなるといわれています。
これが発症から48時間以内に!といわれている理由です。
最終的には自分の免疫力でしか治せないものです。
当たり前ですが、気合でなんとかなるものでもないので、しっかり休息をとりましょう。
特にインフルエンザは急激に症状が進むので
朝にちょっとおかしいかなと思っても、昼には高熱!なんてことも多いです。
とりあえずの風邪薬で副作用が出たり、それこそ意識障害を起こしてしまったら大変ですし
ムリをしても感染を広げることにも繋がってしまいます。
今はインフルの他にも、コロナにマイコプラズマ肺炎と様々ありますし、
うがいや手洗い、マスク等で予防をしつつ、健康第一で元気に過ごしましょう😊
ではでは、本日も1日ご安全に!