ジャックナイフ現象

2021/11/15

運送屋さんの日常日記

 みなさま、おはようございます。

『平ボディーのエキスパート 中央ロジテック』相馬のドーニシです!

 

本日はトレーラーのジャックナイフ現象のお話です(・▽・)

 

ジャックナイフ現象とは、急ブレーキ等が原因でトレーラー部分とトラクタ部分がくの字に曲がってしまうことをいいます。

 

・・・と、いっても、トレーラー部分?トラクタ部分?くの字に曲がって何が危ないの?って思う方もいると思いますので、ご説明していきます(・▽・)

 

 

まずは、皆様も道路等ですれ違っているであろう、見慣れたトレーラー姿はコチラだと思います(・▽・)

 

 

 

ですがたまに頭の部分(ヘッド)だけで走っているのを見たことはないでしょうか??

※これがヘッド部分

この部分だけで走れます

 

 

トレーラーは

ヘッドのトレーラー部分(オレンジでかこんであるところ)と

台車のトラクタ部分(ピンクでかこんであるところ)がくっついた状態に

荷物を載せて走っています(・▽・)ノ

 ヘッドだけ付け替えたり、台車だけ付け替えたりもできるんですよ~

※ナンバープレートも、ヘッドと台車でそれぞれあります(・▽・)

 

 

 

そんなわけでこのヘッド(トレーラ部分)が

 

台車(トラクタ部分)を

 

 

引っぱって走っているのが、お馴染みの配達姿のトレーラー(*´ω`*)

 

 

 

 

トレーラーは、引っぱっているヘッド部分と、引っぱられている台車部分、ふたつでワンセットなので

そのつなぎ目(連結部分)があるわけです。

その連結部分が急でカクっと「くの字」になっちゃうのが

ジャックナイフ現象

 

※画像はトラック協会より

 

 

ジャックナイフ現象の原因は急ブレーキや急ハンドル等の「急」のつく運転や、ブレーキとハンドルの同時操作、あとは積荷の偏荷重などなどです。

 

ここで、ジャックナイフ現象は「くの字」になるだけで何が危ないの??と思うかもしれませんが

連結部分が極端に折れ曲がった状態(くの字状態)になると、走行しにくくなったり、最悪 転倒します(゜_゜)!

 

 

特に路面が濡れていたり、積雪時等は、減速や、ハンドル・ブレーキ操作を気を付けないといけません。

これからの冬、雪のシーズンになってくるので運転手さんはこういったことにも注意して配達していますよ~(*・▽・*)

 

 

冬にむけて、ジャックナイフはもちろん、その他スタッドレス履き替えや毎日のタイヤの溝チェックなど、車も冬支度をしていきましょう~★

 

 

ではでは、今日も1日ご安全に~!

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